品川駅港南口から徒歩1分のiPhone・スマホ修理専門店、モバイル修理救急便 品川駅港南口店です。
今回は、当店にご相談いただいたXperia 10 IV(エクスペリア テン マークフォー)の水没修理の様子をレポートします。
「お風呂で使用中に誤って水没させてしまい、その後画面が真っ暗で何も映らなくなった」という症状です。
電源ランプは点灯しているものの、画面は全く反応がありません。
スマホの水没は非常に危険な状態で、時間が経つほど内部の腐食が進み、復旧率が下がってしまいます。
当店では、熟練スタッフが迅速に分解・基板洗浄・パーツ交換を行い、データそのままで最短即日修理に挑戦しています。
それでは、実際の修理工程を写真とともに詳しく解説していきます。
修理概要
- 機種: Xperia 10 IV (Sony)
- 症状: 水没による液晶画面点灯不良
- 修理時間: 60分
- 修理料金: 31,100円(税込)
1. 修理前の端末状態の確認

写真1:電源ボタンを押しても反応がない端末
修理前のXperia 10 IV(ホワイト)の状態です。写真では、充電ケーブルが接続されており、上部の小さなLEDランプが赤く点灯していますが、画面は真っ暗なままです。
電源ランプが点灯しているということは、内部の基板自体はまだ完全に死んではいない可能性がありますが、画面への出力系統が故障しているか、
内部でショートしている危険性があります。
⚠️ 素人判断での注意ポイント(水没時)
画面が映らなくても、内部でショートが進んでいる可能性があります。何度も電源ボタンを押したり、充電器を何度も抜き差ししたりするのは絶対にやめてください。電流を流すことで致命的なダメージを与え、復旧できたはずのデータも失われてしまいます。
2. バックパネルの取り外し
内部の浸水状況を確認するため、端末を分解していきます。Xperia 10 IVは背面(バックパネル)から分解する構造になっています。

写真2:取り外されたホワイトのバックパネルと本体
強力な両面テープで固定されているバックパネルを、ヒートガン等で温めて粘着を弱めながら、慎重に剥がしていきます。
写真の右側が本体、左側が剥がしたバックパネルです。
3. 内部の水分・腐食の確認(致命的な状態)
バックパネルを開けると、すぐに浸水の痕跡が確認できました。

写真3:バックパネル裏側に付着した明らかな水分と基板のショート痕
写真の左側、バックパネルの内側(グレーのシート部分)に、**多数の水滴が付着している**のが分かります。
さらに、本体側のメイン基板を覆っているプラスチックカバーを取り外します。
写真4:基板上に確認できる腐食とショート痕
カバーを外すと、バッテリー(Sonyロゴのあるシルバーのパーツ)とメイン基板(上部の電子回路)が露出します。
🔧 プロのチェックポイント:基板の状態
写真3と写真4で、基板のチップやコネクタ周辺のシールドケース(黒いシート)に、水滴だけでなく、**白く腐食した跡や、熱によって変色したようなショート痕**が見られます。これは、水によって電流が異常な経路を流れ、回路が焼けてしまった、あるいは腐食によって信号が遮断されている状態です。非常に危険な状態であり、早急な洗浄が必要です。
4. ディスプレイ(液晶画面)の取り外しと検証
画面不良の原因が、画面パーツ自体の故障なのか、基板側の故障なのかを特定するため、画面側も分解します。

写真5:取り外された真っ黒な液晶画面
Xperia 10 IVは有機ELディスプレイを採用しており、非常に薄くて繊細です。画面も専用工具で慎重に取り外します。
本体側には、バッテリーや上下の基板、それらを繋ぐFPCケーブル(写真4の黄色の部分)が完全に露出しています。
5. 基板洗浄と新しいディスプレイの仮付けテスト
水没修理で最も重要なのは**基板の洗浄**です。
- 基板の取り外し: メイン基板やサブ基板を本体から完全に外します。
- 超音波洗浄: 専用の洗浄液と超音波洗浄機を使い、目に見えない隙間の不純物や腐食を除去します。
- 完全乾燥: 洗浄後、特殊な乾燥機で基板を完全に乾燥させます。
これらの工程を経て、基板のショートリスクを可能な限り取り除きます。
乾燥した基板を一度本体に組み戻し、新しい(故障していない)ディスプレイパネルを仮に接続して、電源を入れてみます。

写真6:新しいディスプレイが正常起動!「SONY」ロゴが表示
お見事!新しいディスプレイに「SONY」ロゴが表示されました。
これにより、今回の故障原因は**基板は洗浄で復旧したが、ディスプレイパーツ自体は浸水により故障していた**ということが特定できました。
データもそのまま残っていることが確認できました!
6. 本組み付けと動作確認
故障原因が特定できたので、最終的な組み立てに入ります。
- 新しいディスプレイを本体に強力な粘着剤で接着します。
- 内部のケーブル類をすべて正常な位置でコネクタに接続します。
- 取り外したシールドカバーやバックパネルを取り付けます。
すべてのパーツを組み付けた後、画面が完全に硬化するまで、専用のクランプで圧着します。

写真7:修理完了!パスコード入力画面まで復旧
圧着完了後、電源を入れると、無事パスコード入力画面(ロック画面)まで起動しました!
タッチ操作、充電、カメラ、各ボタン、Wi-Fi接続など、すべての機能が正常に動作することを確認し、**修理完了**です。
品川駅周辺でXperiaの水没修理なら、モバイル修理救急便 品川駅港南口店へ!
今回は、水没によるXperia 10 IVの画面不良でしたが、データそのままで最短60分
(洗浄・乾燥・パーツ交換含む)で復旧させることができました。31,100円(税込)での修理となりました。
「水に濡らしてしまった」「画面が映らない」とお困りの方は、ぜひ当店にご相談ください。
品川駅港南口から徒歩1分で、アクセスも抜群です。年中無休で営業しておりますので、お気軽にお立ち寄りください。
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